今年も「アクセシビリティの祭典」で話させていただきました。
- 2016/05/21 15:32 JST
2016年5月19日、神戸で開催された「アクセシビリティの祭典」でD2DRAFTとして澤田 さんと菱川 さんと3人で「ここが知りたい!実務で活かすアクセシビリティとは」をテーマにセミナーを講演させてもらいました。
D2DRAFTのセッションでは、自己紹介から始まり次に菱川さんと私でD2Dアクセシビリティ勉強会でD2DRAFTの公式サイトをアクセシブルに構築するという事を目標に実践で活かせるマークアップについて参加者の皆さんに学んでいただいた事を通して注意していただきたい点などをお話しさせていただき、最後に澤田さんの弾き語りライブと盛り沢山でお送りしました。予想通り澤田さんのライブは大いに盛り上がり、この日のために作られた新曲まで披露していただきこちら側の私達までお腹いっぱいになりました。
菱川さんと私の話は掛け合い形式で行ったのですが、掛け合いをする時間より一人ずつで話す時間の方が多い感じがありましたが、今回も菱川さんの機転の良さとプレゼンテーションスキルに助けられながら、なんとか形になったのではないかと思ってます。
去年は、アクセシビリティの基礎を中心としたセッションがほとんどだったので話の内容が重なってしまい聞いてるかたが「その話さっきも聞いた」という感じがあったと聞いていたので、今年はまず他のかたと重ならないようにと事前に最近開催されたアクセシビリティ関係のイベントの資料をチェックし、何パターンかの話を用意していきました。ですが、これだけそうそうたるメンバーが集まられているので、話題が重なったとしても切り口は違う物になるようにと考えてお話しさせていただきました。私の話の中で紹介した書籍「音訳マニュアル」は、音訳マニュアル―視覚障害者用録音図書製作のために (音訳・調査編) : 全国視覚障害者情報提供施設協会録音委員会音訳マニュアル〈音訳・調査編〉改訂プロジェクト委員会 : 本 : Amazonで購入できます。また、時間の関係でセッション中には話しきれなかったこの本についての感想等をアクセシビリティの勉強になる「音訳マニュアル」を読んでに書いてますので良かったら読んでください。
今回は東京方面から沢山のかたがたがいらしていた事もあり「全部のセミナーを聞きたい。初めてお会いするかたにご挨拶したい。久しぶりにお会いするかたとゆっくりお話ししたい。展示物をじっくり見たい。」と1日じゃ足りないと思うぐらい魅力的なものでした。なかでも私が一番楽しみにしていた持田 さんのLT「アクセシブルな音声・動画プレイヤーのご紹介」は、非常に興味深く話が進むごとにワクワクしていくと共に「やっぱり持田さんはずっと先に進んで行かれる人なんだなぁ。話を聞いてる人みんな驚かれているように、ほんと凄いなぁ。」と思いました。
持田さんのお話の中で出て来た「Able Player」の新バージョンがリリースされているので要チェックです。
当日の様子やセッション内容の一部については、木達 さんが作成してくださったアクセシビリティの祭典 2016 #accfesをご覧ください。
Global Accessibility Awareness Day にこうして1日中アクセシビリティの話をする事が出来た事は非常に感慨深いものでした。また、来年も参加出来るよう幅を広げた勉強をしていきたいと思います。