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アクセシビリティの勉強になる「音訳マニュアル」を読んで

  • 2012年April10日(Tue) 00:18 JST

WCAG 勉強会@関西で紹介されていた「音訳マニュアル」を購入して読んだのは、適切な代替テキストを書くための勉強になると思ったからです。WCAG 勉強会@関西で初めて紹介された時にはアクセシビリティとの繋がりがあると思えなくて買ってまで読もうという気持ちになれませんでした。

けれど、別のアクセシビリティの勉強会で再度この本を紹介された時に「やはり買って読んだ方が良いな」と思い本を購入しました。読んだ感想ですが、自分が思っていたよりも音訳は奥深く簡単ではないという事です。イコールwebサイトに携わる人は一読した方が良いという事です。

音訳という作業は「ただ書いてある事を読み上げればいいだけ」そんな風に思ってました。しかし、この本を読んでそんな簡単で単純なものではないという事がわかりました。音訳には、歴史もあり色々な規則もあります。最優先されるのは、いち早く音訳図書を必要としている人に完成したものを届けるという事です。

この本を読んで、書いてある情報を音声にして正しく伝えるという事がどれだけ難しく苦労を伴う作業かを改めて知りました。アクセシビリティも奥深いのですが、音訳という作業もまた奥深いんです。

この本は、音訳の仕方や音訳時に注意すべき点等について詳しく丁寧に書かれているので、音訳の仕方を覚えるにも最適な本だと思います。専門書にしては厚みがないほうなのですが、内容はかなり濃いです。
私は、音訳で注意すべき点がこの本を読む前はわかりませんでしたが、「同音異義語等」が注意すべき点になるという事がわかりました。その音訳の仕方(例えば、橋と端 等)がこの本で説明されています。
そして、その方法が最適な代替えテキストに代用出来るとも思いました。「なるほど!こういう風に表現すればいいのか」と思う事が多く、そこからベストな代替えテキストかどうかを想像していけると感じました。

いっけん、音訳マニュアルとWebサイト製作とは関係ない気がすると思うのですが、この本を読めばマークアップやライティングに生かしてよりアクセシブルなサイトにしていけると思います。

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