チームCの「第15回宝塚映画祭」トップページのJIS X 8341-3:2010 等級A試験結果(7.2.2.1から7.4.1.2)
「第15回宝塚映画祭」のサイトのトップページをJIS X 8341-3:2010-等級A達成基準7.2.2.1から7.4.1.2の実装チェックを2014年12月14日に行いました。
項番 | 実装方法 | 適合 | 適用 | 試験方法 | 注記 | 状況-番号-項目 | 関連する実装テクニック | 検証方法 |
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状況 A: セッションの制限時間がある場合: | ||||||||
1 | 次のいずれかを適用する
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○ | - | HC | A-1,2 | G133 G198 |
セッションの制限時間があるかどうかを確認し、時間制限がある場合、G133,G198で示された所定の手段のどれかが提供されていることを確認する。 | |
状況 B: 制限時間がページ上のスクリプトで制御されている場合: | ||||||||
1 | 次のいずれかを適用する
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○ | - | HC | B-1,2,3 | G198 G180 SCR16 SCR1 |
制限時間がページ上のスクリプトで制御されているかどうかを確認し、制御されている場合、達成基準で示された所定の手段のどれかが提供されていることを確認する。 | |
状況 C: コンテンツを読むのに制限時間がある場合: | ||||||||
1 | スクロールを停止したり、時間制限を解除したりできるようにする | ○ | - | HC | C-1,2,3,4 | G4 G198 SCR33 SCR36 |
コンテンツの自動スクロール、時間的変化がある場合、達成基準で示された所定の手段のどれかが提供されていることを確認する。 | |
状況に関らず、以下のいずれかを満たす場合は例外とする | ||||||||
1 | リアルタイムのイベント(例えば、オークション)において制限時間が必須の要素で、その制限時間に代わる手段が存在しない | ○ | - | HC | 達成基準の例外事項 | リアルタイムのイベント(例えば、オークション)において制限時間が必須の要素で、その制限時間に代わる手段が存在しないことを確認する。 | ||
2 | 制限時間は必要不可欠である | ○ | - | HC | 達成基準の例外事項 | 制限時間が必要不可欠なもので、制限時間を延長することがコンテンツの動作を無効にすることを確認する。 | ||
3 | 制限時間は20時間より長い | ○ | - | HC | 達成基準の例外事項 | 制限時間が20時間よりも長いことを確認する。 | ||
7.2.2.1の試験結果 | ||||||||
1 | 総合結果 | ○ | - | HC |
項番 | 実装方法 | 適合 | 適用 | 試験方法 | 注記 | 状況-番号-項目 | 関連する実装テクニック | 検証方法 |
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1-a | 動きのある、点滅している、又はスクロールしている情報が、(1) 自動的に開始し、(2) 5秒よりも長く継続し、そして (3) その他のコンテンツと並行して提示される場合、利用者がそれらを一時停止、停止、又は非表示にすることのできるメカニズムがある。ただし、その動き、点滅、又はスクロールが必要不可欠な動作の一部である場合は除く | × | ○ | HC | 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8 | G4 SCR33 G11 G187 G152 SCR22 G186 G191 |
動きのある、点滅している、又はスクロールしている情報が自動的に開始し5秒以上続き、その他のコンテンツと並行して提示されるかどうかを確認する。その場合、利用者がそれらを一時停止、停止、又は非表示にすることのできるメカニズムがあるかどうかを確認する。ただし、その動き、点滅、又はスクロールが必要不可欠な動作の一部である場合は除く。 | |
1-b | 自動更新する情報が、(1) 自動的に開始し、 (2) その他のコンテンツと並行して提示される場合、利用者がそれを一時停止、停止、もしくは非表示にする、又はその更新頻度を調整することのできるメカニズムがある。ただし、その自動更新が必要不可欠な動作の一部である場合は除く | ○ | - | HC | 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8 | G4 SCR33 G11 G187 G152 SCR22 G186 G191 |
自動更新する情報が、自動的に開始し、 その他のコンテンツと並行して提示されるかどうかを確認する。その場合、利用者がそれを一時停止、停止、もしくは非表示にする、又はその更新頻度を調整することのできるメカニズムがある。ただし、その自動更新が必要不可欠な動作の一部である場合は除く。 | |
7.2.2.2の試験結果 | ||||||||
1 | 総合結果 | × | ○ |
項番 | 実装方法 | 適合 | 適用 | 試験方法 | 注記 | 状況-番号-項目 | 関連する実装テクニック | 検証方法 |
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1-a | ウェブページの動画以外の部分にある閃光は、一般閃光閾値及び赤色閃光閾値を下回っている | ○ | - | 1, 2 | G19 G176 |
G19 G176 |
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1-b | ウェブページの動画にある閃光は、一般閃光閾値及び赤色閃光閾値を下回っている | ○ | - | 3 | G15 | Trace Center Photosensitive Epilepsy Analysis Tool (PEAT) を用いて確認する。 | ||
7.2.3.1の試験結果 | ||||||||
1 | 総合結果 | ○ | - |
項番 | 実装方法 | 適合 | 適用 | 試験方法 | 注記 | 状況-番号-項目 | 関連する実装テクニック | 検証方法 |
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1 | 以下のいずれかを用いて、繰り返されるブロックをスキップ可能にする 1) 以下のいずれかを用いて、繰り返されるブロックをスキップするリンクを作成する a) メインコンテンツへ直接移動するリンクを各ページの先頭に追加する b) 繰り返しているコンテンツのブロックの開始位置に、そのブロックの終了位置へのリンクを追加する c) ページの先頭に、コンテンツの各エリアへのリンクを追加する 2) 以下のいずれかを用いて、スキップ可能な方法で繰り返されるブロックをグループ化する a) コンテンツの各セクションの開始位置に見出し要素を提供する b) 構造を示す要素を用いて、リンクをグループ化する c) frame要素を用いて繰り返しているブロックをグループ化し、frame要素にはtitle属性を付与する d) 展開可能及び折り畳み可能なメニューを用いてコンテンツのブロックをバイパスする |
○ | ○ | HC | 1 | G1 G123 G124 H69 H50 H70 H64 SCR28 |
ブロックをスキップできることを支援技術で確認する。 また、リンクはG1, G123, G124の各要件を満たしているか確認する。 |
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7.2.4.1の試験結果 | ||||||||
1 | 総合結果 | ○ | ○ | HC |
項番 | 実装方法 | 適合 | 適用 | 試験方法 | 注記 | 状況-番号-項目 | 関連する実装テクニック | 検証方法 |
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1 | title要素を用いて、コンテンツの内容が分かるページタイトルを提供する | ○ | ○ | HC | 1 | G88 H25 |
head要素内にコンテンツに関連し、ウェブページを特定できるtitle要素があるか確認する。 | |
7.2.4.2の試験結果 | ||||||||
1 | 総合結果 | ○ | ○ | HC |
項番 | 実装方法 | 適合 | 適用 | 試験方法 | 注記 | 状況-番号-項目 | 関連する実装テクニック | 検証方法 |
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1 | ウェブページが順番にナビゲートできて、そのナビゲーション順序が意味又は操作に影響を及ぼす場合、フォーカス可能なコンポーネントは意味及び操作性を保持した順序でフォーカスを受け取るようにする | × | ○ | HC | 1, 2 | G59 H4 C27 |
TABキー又は矢印キーを用いて、フォーカスを受け取る要素を移動し、その順序が意味及び操作性を保持していることを確認する。 | |
2 | 以下のいずれかを用いて、ウェブページを動的に変化させる 1) 動的なコンテンツをDOMのトリガーとなる要素の直後に挿入する 2) デバイス非依存の方法でカスタム・ダイアログを作成する 3) DOMを用いて、ページ上にある複数のセクションを並び替える? |
○ | - | HC | 3 | SCR26 SCR37 SCR27 |
ウェブページを動的に変化させている場合に、SCR26, SCR37, SCR27のいずれかを満たしていることを確認する。 | |
7.2.4.3の試験結果 | ||||||||
1 | 総合結果 | ○ | ○ |
項番 | 実装方法 | 適合 | 適用 | 試験方法 | 注記 | 状況-番号-項目 | 関連する実装テクニック | 検証方法 |
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1 | 以下のいずれかを用いて、リンクの目的を特定する 1) a) b)を用いてリンクの目的を説明したリンクのラベルを提供する a) a 要素のリンクの目的を説明するテキストリンクを提供する b) イメージマップの area 要素に代替テキストを提供する 2) リンクのラベルとそれが含まれている文章中のテキストとを組み合わせる 3) リンクのラベルとそれが含まれているリスト項目とを組み合わせる 4) リンクのラベルとそれが含まれている段落とを組み合わせる 5) リンクのラベルとそれが含まれているデータセル及び関連づけられた見出しセルとを組み合わせる 6) リンクのラベルとその直前にある見出し要素とを組み合わせる 7) 入れ子になったリスト項目にあるリンクのラベルとその親のリスト項目とを組み合わせる 8) CSSを用いて、リンクの目的の説明を補足したリンクテキストの一部を非表示にする |
× | ○ | HC | 1, 3, 4, 5 | G91 H30 H24 G53 H77 H78 H79 H80 H81 C7 |
それぞれのリンクにTABキー操作などで移動した後に、支援技術で前後を読み上げる操作を行ってリンクの目的が明確になることを確認する。 | |
7.2.4.4の試験結果 | ||||||||
1 | 総合結果 | × | ○ | HC |
項番 | 実装方法 | 適合 | 適用 | 試験方法 | 注記 | 状況-番号-項目 | 関連する実装テクニック | 検証方法 |
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1 | html要素の言語属性を用いる | ○ | ○ | HC | 1 | H57 | H57 | |
7.3.1.1の試験結果 | ||||||||
1 | 総合結果 | ○ | ○ | HC |
項番 | 実装方法 | 適合 | 適用 | 試験方法 | 注記 | 状況-番号-項目 | 関連する実装テクニック | 検証方法 |
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1 | 状況の変化を生じるトリガーには、"focus" ではなく、"activate" を用いる | ○ | - | HC | 1 | G107 | G107 | |
7.3.2.1の試験結果 | ||||||||
1 | 総合結果 | ○ | - | HC |
項番 | 実装方法 | 適合 | 適用 | 試験方法 | 注記 | 状況-番号-項目 | 関連する実装テクニック | 検証方法 |
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1 | 状況の変化を開始する際は、実行ボタンを提供する。 状況の変化を開始する実行ボタンを提供できない場合、状況の変化を引き起こすフォームのコントロールが変化する前に、何が起こるのかを説明する |
○ | - | HC | 1, 2 | G80 H32 H84 G13 |
状況の変化を開始する際は、submitボタンあるいはselect要素とともに実行を指示するボタンが用いられていることを確認する。 実行ボタンが提供されていない場合は、状況の変化を引き起こすフォームのコントロールが変化する前に、何が起こるのかの説明が提供されていることを確認する。 |
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7.3.2.2の試験結果 | ||||||||
1 | 総合結果 | ○ | - | HC |
項番 | 実装方法 | 適合 | 適用 | 試験方法 | 注記 | 状況-番号-項目 | 関連する実装テクニック | 検証方法 |
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状況 A: フォームが利用者からの情報が必須である入力フィールドを含む場合: | ||||||||
1 | 未入力の必須項目を特定するための説明テキストを提供する | ○ | - | HC | A-1, 2 | G83 SCR18 |
G83 | |
状況 B: 利用者によって提供される情報が、特別なデータフォーマットか特定の値であることが求められる場合: | ||||||||
1 | 要求されたフォーマットまたは値でないことを説明するテキストを提供する | ○ | - | HC | B-1, 2, 3, 4 | G84 G85 SCR18 SCR32 |
G84 G85 |
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7.3.3.1の試験結果 | ||||||||
1 | 総合結果 | ○ | - |
項番 | 実装方法 | 適合 | 適用 | 試験方法 | 注記 | 状況-番号-項目 | 関連する実装テクニック | 検証方法 |
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1 | 以下のいずれかを用いて、目的や内容が分かるラベルを提供する
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○ | - | 1 | G131 G89 G184 G162 G83 |
入力箇所を特定し、その目的や内容が分かるラベルが以下のいずれかの方法を用いて提供されていることを確認する。 | ||
2-a | label要素を用いて、テキストのラベルとフォーム・コントロールを関連付ける | ○ | - | 2 | H44 | H44 | ||
2-b | label要素を用いることができないとき、title属性を用いてフォーム・コントロールを特定する | ○ | - | 4 | H65 | H65 | ||
3 | フォームのコントロールがあるグループを形成している場合、fieldset 要素及び legend 要素を用いて、フォーム・コントロールのグループに関する説明を提供する | ○ | - | 3 | H71 | H71 (input type="text" の場合でも、グループを形成しているときは、同様に確認する。) |
||
4 | ラベルを用いることができない場合、隣接するボタンを用いて、テキスト・フィールドの目的をラベル付けする。 ただし、その他の実装方法が適用できない場合にだけ用いる「最後の手段」であること |
○ | - | 5 | G167 | 該当するテキストフィールドとボタンが、表示および読み上げ順序の双方で隣接していることを確認する。 | ||
7.3.3.2の試験結果 | ||||||||
1 | 総合結果 | ○ | - |
項番 | 実装方法 | 適合 | 適用 | 試験方法 | 注記 | 状況-番号-項目 | 関連する実装テクニック | 検証方法 |
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1 | ページをバリデートし、問題がないことを確認する。 ページがバリッドでない場合、少なくとも下記のいずれかを満たすこと
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○ | ○ | AC | 1, 2, 3, 4 | G134 G192 H88 H74 H75 |
バリデータを用いて確認する。 | |
7.4.1.1の試験結果 | ||||||||
1 | 総合結果 | ○ | ○ |
項番 | 実装方法 | 適合 | 適用 | 試験方法 | 注記 | 状況-番号-項目 | 関連する実装テクニック | 検証方法 |
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1-a | 標準的な HTML のコントロールだけを用いる | ○ | ○ | A-1-1, 2, 3, 4, 5 | G108 H91 H44 H64 H65 H88 |
標準的なHTMLのコンポーネントだけが用いられていることを確認する。また、それらのコンポーネントが仕様に準じて使用されていることを確認する。 | ||
1-b | スクリプトやプログラム技術を用いたコンポーネントを用いている場合、WCAG 2.0 または JIS X8341-3:2010 に準拠していることが確認されたものを使う | ○ | C-1, D-1 | G135 G10 |
スクリプトやプログラム技術を用いたコンポーネントを用いている場合、それらのコンポーネントがWCAG 2.0 または JIS X8341-3:2010 に準拠していることを、そのコンポーネントの開発者が試験していることを確認する。また、それらのコンポーネントが、開発者の定めた仕様に準じて使用されていることを確認する。 | |||
2 | DOM(ドキュメント・オブジェクト・モデル)を用いて、ページにコンテンツを追加する(Scripting) | ○ | - | A-1-6, B-1 | SCR21 | SCR21 | ||
7.4.1.2の試験結果 | ||||||||
1 | 総合結果 | ○ | ○ |
チェックシート作成者:ウェブアクセシビリティ基盤委員会
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