Techniques for WCAG 2.0とUnderstanding WCAG 2.0の更新(Editors' Draft)チェックした?

第1回 D2D アクセシビリティ勉強会でお話ししていたように、 Techniques for WCAG 2.0Understanding WCAG 2.0が 7月24日に更新(Editors' Draft)されたので変更・追加された部分を全部読みました。

Techniques for WCAG 2.0とUnderstanding WCAG 2.0の変更・追加をチェックするにあたり今回も@eriverさんがTechniques for WCAG 2.0とUnderstanding WCAG 2.0がアップデートのドラフトが公開(7/24) - E-riverstyle Vanguardという記事で変更・追加箇所をリンク付きで分かりやすくリストアップされていたので、またこちらを参照させていただきながら読み進めました。@eriverさんにはまたまた感謝です!

第1回 D2D アクセシビリティ勉強会で「その実装方法はレベル何になるんですか?どこに書いてあるんですか?」という質問があり、時間の関係で簡単にサラッとしか説明できなかったので、今回の変更・追加箇所のリストアップにLevelの情報も付け加えた方が良いだろうと判断し付け足してみました。

また、追加内容の箇所に背景色や[add]の表記がない箇所があった為、Understanding for WCAG 2.0での変更箇所が分かりづらかったので、変更箇所の情報を付け加えどのように変更されたかすぐにわかるようにしてみました。

Techniques for WCAG 2.0の中で変更がある項目

Techniques for WCAG 2.0での追加項目

Understanding for WCAG 2.0の中で変更がある項目と変更箇所

Techniques for WCAG 2.0とUnderstanding WCAG 2.0の更新(ドラフト)をチェックした感想

WCAG2.0自体は変更されませんが、Techniques for WCAG 2.0とUnderstanding WCAG 2.0は、ツールや技術の変化等に対応するために年2回ほど定期的に更新されるとの事で、 今回少しですがHTML5の内容が追加されていたので、進化していく技術に対応しうる文書であり続けるのだろうと感じました。その為には年2回の更新は妥当ではないかと思いました。

と言っても、追加・削除・更新の情報を理解しながらチェックし、頭に入れるには今回のボリューム以上あると厳しいなぁと思う今日この頃です。

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