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公的機関Web担当者のためのアクセシビリティセミナーin大阪 ~JIS X 8341-3:2010 対応のすすめかた~に参加してきました。

  • 2013年August31日(Sat) 10:37 JST

2013年7月2日に追記でだれでも参加可能と書いてあったので2013年8月1日「公的機関Web担当者のためのアクセシビリティセミナーin大阪~JIS X 8341-3:2010 対応のすすめかた~」に参加してきました。
写真:会場の様子

参加者のほとんどがWeb関係ではない方々だっのですが、アクセシビリティへの意識が高い雰囲気だったので、背筋が伸びる思いでした。

植木さんの講演「公的機関Webサイトに求められるJIS X 8341-3:2010対応」と中村さんの講演「JIS X 8341-3:2010準拠のための試験方法」を拝聴し、JISに難解な表現で書かれている内容をだれにでもわかりやすくお話していただき再度認識のずれがないか確認出来大変勉強になりました。また、お二人ともおしゃっていた大事な事は、「サイト全部試験なんてできないから何もしない」ではなく「緊急及び災害情報の提供ページや主要ページから対応していく」という事です。その詳細は、私がここで説明するよりお二人のスライドを見た方が断然いいのでそちらをご覧ください。

質疑応答では、時間いっぱいまで皆さん質問されていて「少しでも多くの事を学んでかえろう!」という意気込みを感じました。もちろん私もそれにもれず質問させていただきました。以前メールで質問させてもらった内容のご返答がまだいただけなかったので直接お聞きしようと質問させていただいたのですが、「そのメールの返答はちゃんと検討しておりまして、WAIに質問メールを出して問い合わせているところなんです」とご返答いただき、私の質問をちゃんとご検討いただきわざわざWAIに問合わせまでしていただいていたという事に感激しました。私の質問を含め今回の皆さんの質問と返答は「公的機関Web担当者のためのアクセシビリティセミナー 開催報告(大阪会場)」に記載されています。尚、私が質問した内容の返答は後日きちんとメールをいただき、私が持っていた疑問は解消されました。ありがとうございました。

当日は質問できなかったのですが、半年前ぐらいから疑問に思っている事がありまして、植木さんから達成基準に記載されている実装方法はあくまで一例であってそこに書いてある方法以外で達成出来ればそれで良いと教えていただきました。 それを基本に考えた上で、例えば7.2.4.5 複数の到達手段: ウェブページ一式の中からあるウェブページに到達することのできる複数の手段がある。ただし、ウェブページがプロセスの結果又はプロセスの中の一つのステップである場合は除く。 (レベルAA) の達成基準7.2.4.5 の実装方法は

達成基準を満たすことのできる実装方法 次の実装方法のうち2つ以上を用いる
  • G125: 関連するウェブページへナビゲートするリンクを提供する
  • G64: 目次を提供する
  • G63: サイトマップを提供する
  • G161: 検索機能を提供して、利用者がコンテンツを見つけるのを手助けする
  • G126: 他の全てのウェブページへのリンク一覧を提供する
  • G185: HOMEページからサイト上の全てのウェブページにリンクする

となっており6つの実装方法のうち2つ実装していれば適合になります。あくまで例えですが「JIS X 8341-3:2010」達成等級AAに準拠している2つサイトがあり、1つのサイトは上記の実装を2つのみ実装しており、もう1つのサイトは6つすべて実装していたとします。そうすると後者のサイトの方がアクセシブルになり、同じ達成等級AAに準拠しているサイトでアクセシビリティの高低さが出てしまうのです。よりアクセシブルな方が良く実装方法は1つでも多く実装している方がアクセシブルなので、私は出来る限り実装している方が良いと考えます。けれど実際試験する際、2つ実装出来ていれば7.2.4.5は適合となるのでそれ以上実装する必要がないという事になると思うのですが、これが腑に落ちないんです。どう解釈すればいいのでしょうか?
追記:実際試験を行う際、試験者に条件や資格は必要ないのでアクセシビリティの知識が乏しくても試験者になれるといえばなれるので、試験者によって適合か不適合かの判断が異なってくるのではないかと危惧してます。この結果、またしてもアクセシビリティの高低さが出てしまうと考えます。ですので、最低条件を定めるかネット上で試験を行い90点以上取った者しか試験者になれない等 試験者に何らかの条件や資格を定めた方が良いと考えてます。(この件、自分の首を絞めてますが)

セミナーの様子(facebookより)